お客様の声・お宅レポート

相模原で本格チキン南蛮が食べられる!!緑区のフォレストタップ

橋本駅から車で30分、もしくはバスを利用して「大沢」下車1分。食堂?ダイニング?カフェバー?店主本人も表記を迷うほどの多彩な顔を持つ飲食店「Forest Tap(フォレストタップ)」がここにある。2015年に現在の店舗兼住宅を建築しました。「チキン南蛮」と「クレープ」がイチ推しで、子連れのママや自転車愛好家たちに大人気。お店の紹介とともに、こちらに建てられた経緯などをうかがってきました!

石畳風のタイルと植栽が、南国風を思わせる入り口。

橋本駅から車で相模湖方面へ。30分ほど走ったあたり、413号線沿いの右手側にあるお店が、今回ご紹介の「Forest Tap(フォレストタップ)」さん。

橋本駅方面からはこの外観。

正面には大きな店名が。

店舗は一軒家の1階部分。見た目は、南国リゾートのビーチ沿いに軒を連ねていそうな、テラス席もあるオシャレカフェバー。2015年に建てられたばかりで、きれいな外観&内観です。目の前の道路が自転車コースとしてよく使われているそうで、ツーリングを楽しむ人たちの人気休憩スポットになっているのだとか。

お店イチ推しのメニュー「チキン南蛮」

写真が苦手だと話す店主の千葉様(奥様)は、その開放的な店構えのごとく、晴れやかな笑顔で迎えてくれました。

※店舗入り口で2匹の愛犬を抱いているのは、店主の娘さんです。

 

お店のオススメは「チキン南蛮」と「クレープ」の2枚看板だそうで、どちらも並々ならぬこだわりがあると、熱を込めてお話しいただきました。

千葉様「私のイチ推しは『チキン南蛮』です。両親が宮崎県出身で、いとこがそっちにいるのですが、ある日そのいとこが作ったチキン南蛮を食べて衝撃を受けまして。飲食店に身を置いている者として、この味を伝えないわけにはいけないと感じたほど美味しかったんです。食材へのこだわりとしては、生でも食べられるほど新鮮な鶏肉を仕入れています。また、当店の調理はすべて手作りで、ひと皿ひと皿心を込めてお出ししています。量が多いのも特徴で、たとえばハンバーグは1つ300g。ガッツリ食べたいという方にも満足いただいています」

もちもちした生地が特徴のクレープ。

千葉様「娘がとある有名クレープ店で修行して、その修行の成果ということで、今は娘が中心となってキッチンカーでの移動販売やイベント出店なども行っています。もちもちとした食感の生地が特徴で食べ応えがあるので、男女問わず人気ですね」

宮崎をルーツに持つという王道のチキン南蛮。もちもち生地のクレープ。取材時はどちらも、翌日のイベント用の大量仕込みがあり、残念ながら食べさせていただくことができませんでした(本当に残念!)。

ウッド調で天井が高い、心地よい店内。

南国リゾートを思わせるリラックス空間にも、千葉様のこだわりが詰まっています。お話をうかがうと「お客様が心地よく過ごせること」と「自分が自信を持って良いと思えるものを揃えること」のミックスに仕上がっているようです。

木材のぬくもりを感じるインテリアたち。

通常よりも幅が広い「カッコイイ」板を採用したフロア。土足OKの仕様。

千葉様「ここを建てる前に、湘南の海沿いの道に感じのいいお店があったのを発見して、そのインスピレーションを活かして空間作りをしました。ウッド調で植物もあって、まるで自然の中でリラックスできるようなイメージです」

ちなみに幅広の床材は、土足でも使える仕様になっているのですが「あまりにカッコよかったから」との理由で、土足厳禁にしたんだとか(笑)。水に強いので、本来は水を使ったモップ掃除なんかも可能なんですが……。

フルオープンの掃き出し窓で、店内とテラスがつながる。

ウッド調のベンチと目隠しフェンスが雰囲気◎。

天気がいい日はぜひテラスで。

お店の空間において、千葉様が最もこだわっていたのは「開放感」でした。そこには「お客様に気軽に立ち寄ってほしい」という強い思いがありました。

千葉様「道路沿いだし、開放的でふらっと気軽に立ち寄ってもらえるような店構えにしたかったんです。テラスを用意して、天井は高く、窓もできるだけたくさんつけて、明るくて風通しのいいお店にしました。こんな雰囲気の中だからか、お客様同士でも仲良くなってしまうことも多いみたいですね。」

とにかく窓が多い店内。どの時間帯も明るい。

通常よりも天井が高く、各ドアも「ハイドア」を使用し、空間が広く感じる。

カウンター席も楽しめる。

レールを利用した照明は、よく見るとそれぞれ形が違うところにセンスあり。

高いイスに合わせて足置きを設置する心遣い。

毎週金曜と土曜は、夜の時間帯も営業しています。南国の雰囲気の中ゆっくりお酒を嗜むのはもちろん、カラオケを楽しむこともできます。

昼間しか訪れたことがなかったという方は、ぜひ夜の時間帯もチェックしてみては。

「トイレがきれい」は重要です。

もちろん「洗面台のきれい」も。

トイレがきれいなお店って、いいですよね。洗面台とともに清潔感◎です。

トイレ横には、店主の好きな植物を模した間接照明が。

ちょっとしたインテリアもオシャレです。

取材中も元気一杯だった、看板犬のココ(写真左)とミルク(写真右)。運がよかったら会える……かも!?

最後に、こちらの店舗兼住宅を建てられた経緯や、現在の住み心地についてうかがいました。

千葉様「もともと近くで居酒屋を営んでいました。ただそこは賃貸物件で、正直毎月の家賃が重荷になっていたんです。おまけに住宅も賃貸だったので、店舗兼住宅を検討していました。店舗と住宅、2軒分のわがままを聞いてもらうようなものですから、美都住販さんにはずいぶんと無理な注文をたくさんしてしまいました。そんなにお金があるわけでもないのに(笑)。でも、毎回なんとかして『こうしたらできますよ』といろいろ提案してくれたんです。おかげですごく理想的な店舗兼住宅になりましたし、打ち合わせも楽しく進められたのでよかったです。この心地よい場所を、これからより多くの方に利用してほしいと思います」

いつか、なんとしてもチキン南蛮とクレープが食べたい。帰り際に「オススメの曜日や時間帯はありますか?」と筆者が尋ねると「う~ん、チキン南蛮を出してるランチはいつも混んでるから……」と、困り顔の“人気店”の店主。予約は可能だそうで、確実に食べたい方はお電話を1本入れてからどうぞ!

帰りの道中、コンビニで唐揚げとクレープを買いそうになったけど、ぐっと堪えた筆者でした。

〒252-0157 神奈川県相模原市緑区中野1810-15

店名:Forest Tap(フォレストタップ)
営業時間:11:00〜18:00(火〜木)
11:00〜24:00(金・土)
定休日:日・月
TEL:042-784-9992 ※ご予約可能
駐車場:3台※自治会館の駐車場も利用可能です。
アクセス:橋本駅より車で約30分、もしくは橋本駅北口より バス三ヶ木行き「大沢」下車1分