予防

こんにちは。
営業部の三浦です。

ついこの間新年を迎えたばかりだと思ったのに、もう1月もあと2日。
あっという間ですね。

相変わらずインフルエンザが猛威を振るっていますが
体調は如何でしょうか。

風邪だと思っていたら、実はインフルエンザだった。
なんて話も珍しくはないので、少しでも体調がおかしいと思ったら
病院へ行った方が良いと思われます。

またインフルエンザの検査は発症していなければ陽性にならない為
「潜伏期間」や「治ってから」では陰性となってしまいますので
一度の検査で「インフルエンザじゃなかった!」と判断するのは危険です。

「インフルエンザウイルス」はあまりにも有名ですが
「インフルエンザ菌」という細菌がいるのはご存知でしょうか。

昔インフルエンザが流行った時期に患者の痰から発見された為に
原因菌と誤認され名前がそのまま残ってしまった紛らわしい名前の細菌です。
この細菌は鼻や喉の常在菌なので風邪等で免疫が落ちないかぎり悪さはしません。また常在菌ですので平時にも自己増殖します。

一方、インフルエンザウイルスは普段、体内にいることはありません。
こちらは飛沫感染し、体内に侵入した後に免疫が落ちていると増殖します。

ウイルスと細菌は混同しがちですが、全く異なる生き物です。
細菌は環境さえ整っていれば場所がどこであろうと増殖しますが
ウイルスは生物の体内でないと増殖出来ません。
またウイルスは温度や湿度にも条件があるので、予防として手洗いうがい以外に加湿器やエタノール消毒液が有効な場合があります。

どのような感染症であっても免疫が落ちることにより感染し発症します。
手洗いうがい以外にもマフラー等を巻いて喉を暖めるのも免疫力の低下には有用です。
寒さに慣れていても身体の免疫力は別問題ですので、セルフメディケーションの前にしっかりと予防しましょう。