インテリア入門 ~床材について~

こんにちは!インテリアコーディネーター部 藤木です。

ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

家作りのお打ち合わせを進めながら思うこと。

『色決めってむづかしぃ

そんな風に思っている方がたくさんいるんだろうなと。

たくさんある中で、自分の気に入る色を見つけるのって大変なことだと思います。

まずは、部屋の雰囲気を決定づける大事な要素ともいえる床の色について

素材の特徴を中心にご紹介します。

選ぶ時の参考にしてみてください。

まず濃い色の床材の代表的なものから。

ウォールナット

ウォールナットはクルミ科の落葉広葉樹です。床材として多く知られているのは、「ブラックウォールナット」あるいは「アメリカンブラックウォールナット」と呼ばれる種類を指します。ブラックというとおり、ウォールナット材は、深みのある濃い褐色をしているのが特徴です。
主産地はアメリカ。
木目の持つ雰囲気とダークブラウンの重厚感から落ち着いた部屋の印象になります。ウォールナット材は家具にも多く使われ、マホガニー、チークとともに世界三大銘木に数えられています。

チェリー

チェリーは北米に多く生えている広葉樹で、アメリカやカナダの東部を中心に、広い地域に渡って生えている樹木です。古くから高級家具材として高い人気があり、家具職人たちからは「ニューイングランドマホガニー」と呼ばれ、北米からヨーロッパに輸出されてきました。色は中央部の心材が紅褐色、その周りの辺材が黄白色です。木目が細かく、肌触りの良さにも定評があります。ブラックチェリーの明るく赤みを帯びた優しい風合いいは、年月に伴ってツヤと光沢が増し、しっとりと美しい飴色へと変化していきます。そのため、建物の内装にも好んで使われています。
例えば、イタリアのローマにあるオーディトリアム音楽公園、その中にあるヨーロッパで最大のコンサートホールの内装に使用されています。

濃い色の床材は、『シックで』『落ち着いた』『ラグジュアリー』などといったイメージ。

同系色の家具を合わせれば、大人ムード満点に、また明るい色の家具を合わせると部屋が広く見えます。

続いて明るい色の床材の代表的なものといえば、

メープル

メープルを和訳すると、カエデとなっています。つまり、メープル=カエデということですが、北海道や東北が産地の国産カエデはカエデ材、北米産のカエデはメープル材として区別されています。木材は赤身と呼ばれる中心部分が赤く、辺材と呼ばれる周りが白っぽいのですが、特にハードメープルは全体的に白っぽく、上品な印象があります。絹のような美しい光沢があることから、メープル材は木の真珠とも称されます。メープル材をフローリングや建具として使用すれば、部屋が明るく見え、清潔感のある空間となります。

オーク

特定の種類の木から取れるもののことではなく、ブナ科コナラ属に属する種をすべてオークと呼びます。日本語では落葉樹のコナラ属はナラ(楢)、常緑樹のコナラ属はカシ(樫)と呼ばれますが、オークはその両方の意味を持ちます。ただし、基本的にはオークといえばナラ(ミズナラ)のことを指すようです。昔からワイン樽やウィスキー樽の材料や、船舶の材料として使用されてきたオークは、他の樹種と比較して高い耐久性と耐水性を持ちます。
木目が落ち着いており、表面仕上げによってはシックな雰囲気を醸し出してくれるので、長い目で見て飽きがきません。柾目を切り出す際、木目に独特な虎の毛のような模様(虎班とらふ)が現れることがあります。なかなか手に入れることができないため、虎斑は非常に高価です。温かみを感じる素材感は、白やアイボリーといったアースカラーと合わせて北欧系のスタイルにも、また黒のレザーやアイアンなどと合わせてヴィンテージ風のスタイルになど、いろいろなスタイルにとても合わせやすいです。

 

床材の種類はまだまだたくさんありますが、ご紹介はまたの機会に。

インテリアコーディネーター部 藤木でした。

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