国立新美術館 ルーヴル美術館展 

ワールドカップ セネガル戦を深夜までみつづけて目をはらしながら起きた休日の朝・・・

やけに太陽が照り付けていた・・・

せっかく休みなので森にでも散策かねて筋力アップと考えていたけれどこんな天気じゃ熱中症になってしまう・・・

と・・・そこで考え付いたのは涼しいオアシスへ・・・前からちょっと気になってました美術館に足を運んでみました。

こんにちは。リフォーム部の大友です。

国立新美術館。メトロ線 乃木坂駅直結なので暑さ知らずで最高です。

今回はルーヴル美術館展 肖像芸術 人は人をどう表現してきたか・・・

古代から19世紀まで、肖像の傑作をみてきました。

 

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今回美術鑑賞もさることながら美術館の建築物にも興味があって楽しみです。

 

設計は黒川紀章・日本設計共同体。

開館:2007(平成19)年1月21日

うねるガラスのサファード 近未来をも思わせる流線形が斬新である。

いや・・間違えました・今や美術館建築はこぞって斬新なデザインすぎるのでこのくらいじゃ斬新とは言わないでしょうね…

しかし、これだけガラス面で覆われているからには夜、中からの光がどのように溢れ出すのかも興味湧きます。

 

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青山霊園の森からこぼれる緑もガラスに反射していてきれいです。

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さぁ~中に入ってみましょう~

フランスに行かなくてもこれだけの傑作を見れるなんて日本って幸せですよね。

 

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とりあえず建物内を歩いてみて、アトリウムの開放感がすばらしく、曲線を描いたサファードが美術館を訪れた人の心を居心地のいいものにしている。

庭にもテラスがあって内と外のバランスもいい。

特にカフェエリアの床がウッドデッキ、その奥のインパクトありすぎのコーンのようなコンクリート打ちっぱなしのカフェラウンジとのギャップもいいんじゃないかと思う。

 

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これ私はコーヒーカップだと思う。

そしてこの空間にはたくさんの椅子があるんだけれど、コーナーごとにデザインが違うのです。それもかなり普通より椅子の数多いんじゃないかな・・

美術館って長く見ていると足が痛くなります、見終わってほっとするところがほしいんですよね~

私も見終わってソファーのような大きな椅子を占領して癒されました。

そう・・美術館ってアートな空間。感傷的になった心を包んでほしい。

そんな建築家の意図が感じられる・・・

美術館は訪れる人を創造の世界へいざなうのだ・・

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ところで本命の展覧会の内容はというと・・・

オフィシャルサポーターをしている高橋一生さんの音声ガイドを聞きながらたっぷり2時間、フランスやイタリアに旅行した気分になりました。

私はやっぱりフランス革命の頃の絵画に興味を持ちました。この若き日ナポレオン ボナポルトのこの絵が印象深く残りました。

日本でいうと江戸時代中後期にこんなすばらしい絵が存在したなんて信じられない。

そして他にもフランス革命時代の肖像画とは王室や一部の貴族、侯爵だけがお抱え絵師たちに描かせたものです。

贅を尽くした特権階級の人々の生活の様子が絵からうかがえる。そしてその反面、庶民の人々の苦しみもその数々の絵から想像するとやはり時代はフランス革命へと突入することも当然、いや必然だったということも知ることができました。そしてナポレオンの大理石の彫刻のブースで流れていた曲・・

ベートーベンの交響曲第3番「英雄」について・・・

感慨深いものが・・・

 

そのエピソードとは・・

ベートーベンはナポレオンへの共感からナポレオンを讃える曲として交響曲第3番を作曲した。しかし完成後まもなくナポレオンが皇帝に即位し、その知らせに激怒したベートーヴェンは「奴も俗物に過ぎなかったか」とナポレオンへの献辞の書かれた表紙を破り捨てたという逸話がよく知られています。

いわゆるベートーヴェンはバナポルトを本当に一軍人だった人物がフランスを救ったと絶賛していたにも関わらず皇帝にまで即位したことに失望したんだろう・・

日本でいうなら大政奉還を成しえた坂本龍馬が、明治新政府で初の総理大臣にでもなったのなら今に至るまで龍馬がこれほどたくさんの人々に支持されてはこなかったと思う。

英雄の絶対条件は私利私欲がないことなんだ・・と思うのは私だけでしょうか‥

私の中でナポレオンは英雄という意味がちがうのです。

ベートーヴェンよ~その気持ちおおいに理解できます。すごい歴史のなかでベートーヴェンと共感していたなんて・・感動だ。

ナポレオンを見ながら交響曲第3番が身に染みわたりました。興味がある方ぜひ聴いてみてください。フランス革命時代に胸が鼓動しますよ。

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そしてもう一枚はこれ・・・

イタリア、ミラノ出身の画家「ジュゼッペ アルチンボルト」(1526~1593)

学校の教科書で見たことありますよね。

静物画のように綿密に描かれた果物、野菜動植物など寄せ集めた珍奇な肖像画で有名な画家です。

ちなみにこの絵の題は「春」です。

本物が見られて本当に良かったです。

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国立新美術館は独立行政法人国立美術館に所属している中で唯一コレクションを持たない美術館です。

黒川紀章設計の美術館としては最後のものとなりました。

 

もうすぐ夏本番です。

 

この美術館も冷え冷えすぎて最後は羽織るものがほしくなるほど。

真夏は美術館お薦めですよ~あなたもすてきな夏を・・・

 

 

長々とお付き合いありがとうございました。


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