2018.01.30相模原ライフ相模原イベント&スポット情報 vol.5

体験して楽しむ!アクアリウムさがみはら

相模原市内を流れる相模川の生態系をメインに、水まわりに住むさまざまな生物の鑑賞・体験ができる「相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら」。エサやり体験やワークショップなど、子どもと一緒に楽しめるファミリーに人気のスポット。企画展示も多く、何回訪れても飽きのこない工夫が随所になされています。今回は、実際に行ってみた感想をレポートします!

手の感触が…! 衝撃のエサやり体験。

「街外れにある小さな普通の水族館」なんてイメージを持っている方も、もしかしたらいるのかも。……残念です。たぶんその方は行ったことがないんですね!

ここ「アクアリウムさがみはら」は、相模川の生態系を活用したエンターテインメント施設とでも呼ぶべきとっても楽しいスポットなのです! 特徴は、見るだけでなく体験できるということ。特に子どもたちにとっては、勉強になり思い出にもなる自然とのふれあい体験がたくさん用意されています。

その筆頭となるコンテンツが「魚のエサやり体験」です。なんとこのエサやり、普通に水辺めがけてエサを投げるのではなく、エサを握った手を水中に入れ、魚に直接食べさせるのです! お腹をすかせた魚たちは手に群がり、おかまいなしに「手ごと」吸い付いてきます。何とも言えない感触が手に伝わり、魚とのふれあいを楽しめるのです。

  • エサは自販機で購入。
  • 手を水中にいれ、直接エサを与えるのがポイント。
  • ウグイのエサやりコーナー。
  • こちらはコイ。ウグイとは違った感触が楽しめる。

屋外スペースを利用したこのコーナー。現在は天井などを囲うようにケーブルが張られていますが、以前までは解放されていたそうです。そのため、水槽にいる魚を捕ろうと野生の鷺(サギ)がよくやってきていたんだとか。ある意味最も自然の生態系を感じられるコーナーだったのかもしれませんね(笑)。

陸の生きものとも触れ合いたい人にはこちらがおススメ!

ウサギのエサやり体験をはじめ、牛の乳しぼりやポニー教室も!

親子で元気に遊ぼう!相模原公園&麻溝公園

相模川を再現した圧巻の40m水槽!

もちろん館内にも、楽しむポイントはたくさんあります! 相模川に生息するさまざまな生物の展示をメインとしながら、最大の見所としてまず、相模川の上流から河口までを再現した長さ40mのアクアリウムが挙げられます。水槽を一定区間で分割し、上流から下流までそれぞれの流域に実際に生息する魚や生物を展示。その圧倒的なスケールを楽しむことはもちろん、川底をつつくコイや泡に向かって泳ぐ魚など、珍しい生態をじっくり観察することができます。しっかりと傾斜もあり、見応え満点です!

奥に奥に見えるのが相模川の再現水槽。圧巻のスケール。
  • 魚道を再現した円形の水槽。
  • 下から観察することができる。

アユやサケなど、上流へさかのぼっていく魚のために人工的に作った川の中の道のことを「魚道」と言います。館内には、魚道を泳ぐ魚を観察できる円形の水槽を設けています。横からはもちろん、下からも見ることができるため、子どもたちがじっと水槽を見上げ続ける姿をよく見かける展示です。

何回来ても飽きない理由があります。

シマ模様がかわいいイヌザメ。戌(イヌ)年にかけて期間限定展示。

館内には「マンスリー水槽」など、期間限定での展示がいくつもあり、来る度に新鮮な気持ちで楽しむことができます。

今回取材に訪れたのは1月。戌(いぬ)年ということで、イヌザメやチンアナゴ(チン=犬種の一種)が展示されていました。普段あまり見聞きすることの少ないイヌザメ。成長すると1m前後になるのですが、展示されていたのは20~30cmくらいで、きれいなボーダー模様のかわいいルックスが特徴です。また、思わず拝みたくなる、縁起の良さそうな黄金ナマズも存在感抜群でした。

  • みんなの人気者チンアナゴ。
  • おめでたい感が全開の黄金ナマズ。

子どもが楽しめる仕掛けが盛りだくさん!

  • テッポウウオの水槽でレクチャータイム。
  • 水鉄砲を打つ魚「テッポウウオ」です。

市内の多くの小学校が遠足で訪れていることからも、ここが子どもたちにとって楽しく、よい体験ができる場所であるということがうかがえます。

毎日開催されているイベントの1つに「ミニトーク」があります。スタッフの方が1つの生物について生態などを丁寧にレクチャーしてくれるのです! この日は「テッポウウオ」について。スタッフが持った的の中心にはエサが置かれており、それをテッポウウオが水鉄砲で落として食べる(!?)光景を実演してくれました。自然の中では、水辺付近の葉っぱの上にいる獲物を狙うそうです。

  • タッチパネルでぬりえができる。
  • 描いたぬりえが泳ぎ出す!

続いてはぬりえコーナーのご紹介。タッチパネルでさまざまな生物のぬりえができることに加え、なんと、自分が塗った生物が正面の大型スクリーンを泳ぐという嬉しい体験が待っています。子どもが大喜びする姿が目に浮かびますね。

  • 工作キットは用意してもらえるから安心。
  • 過去の作品たちが展示されています。

毎日開催されているものの1つに「ものづくりワークショップ」があります。さまざまなグッズの工作が体験でき、取材時は「おさかなポチぶくろ作り」が行われていました。工作キットはもらえるので、特に準備もいりません。平日はなんと参加費無料。土日祝は別のプログラムが参加費300円で行われています。

体験、盛りだくさんです。

特別企画展「これ・なんだ?」開催中!

年4回、館内にてさまざまなテーマで企画展が開催されます。現在の企画は「これ・なんだ?」。見る、聞く、触るなどして、いろいろな生物のことをクイズ形式で知っていきます。たくさんの知らなかったことや、意外な一面に出会えます。期間は3月4日まで。ぜひご家族で!

お土産には「石」が大人気。

ひとしきり館内を楽しんだあとは、ミュージアムショップでお土産を。人気は、手のひらサイズの石に生物のイラストが描かれたアイテム。お気に入りを選びましょう。他にも、アユをまるごと焼いた「アユせんべい」など、バラエティーに富んだ品揃えです。

相模原市のお土産として、麻溝台の「たまご街道」で手に入る

新鮮なとれたて卵やこだわり卵のスイーツが好評です!

絶品卵が集まる! 相模原の新名所「たまご街道」

数日前に降った大雪がまだ残っています。夏にも来たい!

取材時期は冬でしたが、夏になれば外は水遊びスペースがあり、子どもたちは飽きることなく遊び尽くせそう。周辺には小さな田んぼも設け、シーズンには田植え~収穫・食事の体験企画も開催されます。

などなど、語りつくせないほど魅力たっぷりの「アクアリウムさがみはら」。ぜひその目で確かめてみてください!

相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら
http://sagamigawa-fureai.com/

・住所
〒252-0246 神奈川県相模原市中央区水郷田名1-5-1

・連絡先
Tel:042-762-2110 Fax:042-761-2665

・営業時間
9:30~16:30 ※イベント等により延長の場合あり

・休館日
月曜日(月曜日が祝祭日の場合は開館し、振替休館無し)
※春休み・GW・夏休み・冬休み・年末年始など長期休暇期間は毎日開館
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