2019.02.22相模原ライフ相模原イベント&スポット情報 vol.25

親子で陶芸体験してきました! 週末のプチトリップは藤野へゴー!

都心からわずか1時間の里山リゾートと言えば、相模原市の藤野エリア。アート、温泉、山歩きと、週末のプチトリップにぴったりのエリアなんです。自然豊かな街を散策すると「芸術の里」としてクラフト体験できる施設を発見! 早速、ライターTが親子で陶芸体験してきました。

藤野エリアの温泉と言えば「藤野やまなみ温泉」!

「藤野芸術の家」から車で5分ほどの距離にあるので、あわせて満喫されてみてはいかがでしょう

桜の季節は圧巻! 藤野やまなみ温泉で、ほっこり&ゆったりタイムを楽しもう

「藤野芸術の家」には、体験工房がいっぱい!

藤野の自然の中に佇む、藤野芸術の家。モダンな外観の建物がおしゃれ。すでに体験する前からわが子のテンションが高い…!

私たちが立ち寄ったのは「藤野芸術の家」。この施設は、木工、ガラス、陶芸のクラフトが体験できる、体験専門の施設になっています。

建物内には、工房以外にも音楽スタジオや宿泊施設、レストランがあるので、好きなことに夢中になって取り組める環境がいっぱい。4月~10月には芝生の広場でテントを張ってキャンプすることもできるのだそう! 家族や友だちと、藤野の大自然のなかで気ままな時間を過ごすことができます。

  • 体験工房の利用は予約なしでもOK。いろんなアクティビティが楽しめます。
  • 工房の受付。券売機でお好きなチケットを買って、いざ体験へ!
  • わが子は宝箱に興味津々。こういう「かっこいい木工」に子どもが憧れるのが分かりますよね!
  • 木の工房の材料は、すでにカットされているので、子どもたちは着色と組み立てを体験できます。
  • 工房には興味をそそる、「かっこいい木工」の作品がサンプルとして飾られていました。ちなみに、目線の先には恐竜がいます。
  • ガラスの作品も素敵! 自分で作ったグラスで、冷酒をぐいっと飲み干したらおいしいだろうなぁ〜。
器もサンプルがたくさん飾られていました。「こんなふうなお皿を作ってみたい!」と、イメージが膨らみます。ピンクのお皿はとっても華やか。

子どもといっしょに「手びねり」にチャレンジ!

レクチャーを受けているわが子。まずは、しっかりとお話を聞いてくださいね~!

工房でレクチャーしてくださったのは、工房スタッフの上根拓馬さん。現代美術作家としても活躍されています。工房で働くスタッフの皆さんは、藤野をはじめ、神奈川や東京郊外に住むアーティストの方が多いそう。実際に、ご自身の制作活動をしている人たちから学べるので、自由で、色んなアイディアをもらえますよ。

まずは、作品作りの前にひと通りのレクチャーを。土の塊が魔法のようにどんどん器の形になっていきます。すごくきれいに動く指先に、私、感動!

  • まずは、土のかたまりに親指で穴を開けて…。この時は粘土のようにしか見えないのだけれど、みるみるうちに器の形になっていきます。
  • 「お茶碗かな、マグカップかな。何ができるんだろう~?」と、見ている私はワクワク。
  • わが子の表情もワクワク顔! こんな好奇心たっぷりの表情見られるのも親の幸せかもしれません~♡
  • 陶芸で使う道具も、一つずつ丁寧に使い方を教えてもらいました。使いこなせるかどうかはちょっと心配なのですが…、これまた魔法のようにキレイに形が整うのです。すごい!

待っていました! いよいよ、親子で陶芸体験!

時間を忘れて土と向き合うわが子。「お茶碗」を作っているそうです。時間はたっぷりあるので、ゆっくり、納得するように作ってね。

私たちが体験したのは陶芸のなかでも「手びねり」と呼ばれる方法でした。比較的小さな子どもでもできるため、5歳のわが子も楽しそうに取り組んでいます。「とうげい、たのしいねぇ」とアーティスト気分でご満悦の様子(笑) 楽しいと思ってくれることが何よりです。

時々、私がサポートしながら器の厚さを均一にしたり、表面のひび割れた部分を滑らかにしたり。わが子が夢中になっているときに私が手を出すと、「やめて、やめて!」と自分の作品作りにクリエイティビティがあふれ出てきて止まらない(笑)

こういう表情を見ていると、親にとっては「たまらんなぁ~…」と、何よりも価値ある時間だと感じてしまいませんか…? 私もやりたいところをぐっとこらえて、「がんばって!」と応援役に徹します。

  • 1人分の土は600g。お茶碗やマグカップが一つできるくらいの分量になります。まずはろくろに土を押さえつけるところから。「ぐーっ」と力を入れてね!
  • 真ん中に穴を開ける作業も先生みたいにうまくいかないので、私が適宜サポートしながら制作スタート!
  • 全体の器の厚さが均一になるように、指先に感覚を集中させて広げていきます。
  • 最後にスタンプを使って模様を付けます。ここ、一番わが子が燃えていた工程でした(笑)
  • 「焼くと少しだけ器が小さくなります」とサンプルを見ながら説明を受けました。私たちは大きめに作ってみたのですが、仕上がりがどうなることやら…!
  • 釉薬もいくつかある中から選べます。今回、私たちは「さくら」をチョイス。食卓にかわいいお皿が増えるのが楽しみです!

お片付けもしっかりと最後まで取り組みます

当初は「お茶碗」の予定でしたが、ころんとしたかわいらしいフォルムの「スープカップ」のようになってしまいました。器を見るたびに、今日の楽しい思い出がいっぱいです。

創作に使った道具一式は、水洗いをして返却します。この道具の後片付けも私たちのお仕事。自分で使ったものは自分で片づける。そういう暮らしのなかで習慣にしていきたいことまで、丁寧に教えてくれました。ありがたいことです!

できあがった器を乾燥させて釉薬を付け、焼成するのはスタッフさんにお任せ。発送まで約1カ月と少し時間がかかりますが「もうすぐかな?」と、親子で待つ時間も楽しみの一つですね。

  • 達成感を味わいながら、爪の間まで丁寧にゴシゴシ。お疲れさま!
  • 最後はテーブルを拭いてお片づけ完成! 家でもテーブルを拭くのは得意なわが子。ここぞとばかりに今日一番の本気モードになりました。

子どもは楽しい発想で作ってくれる

現代芸術家としても活動中の上根さん。子どもに寄り添って、丁寧に教えてくださいました。

一通りの体験を終えた後、工房スタッフの上根さんにお話しを伺いました。この工房に訪れる人は、やはり私たちのような未就学児や小学生のお子さんを持つファミリーが多いとのことでした。親が子どもをサポートしながら、陶芸をしたり、木工やガラスのサンドブラストに取り組んだりすることが多いそうです。

「特に木工に取り組むお子さんを見ていると、こんな発想で作るのか!と、私たちが驚くこともありますね」と上根さんも楽しそうに話してくださいました。

夏休みになると学校の宿題の課題作りにやってくるファミリーもいるとか。陶芸やガラスのサンドブラストは、特殊な道具が必要になるので家では取り組めませんから、こういう施設があることで、気軽に制作できますね。もしかしたら、この体験をきっかけに、わが子の芸術家の魂に火が点くかも…!?

手ごろな価格帯が魅力。季節のメニューも要チェック!

私が実際に体験して驚いたことは、すごく施設が充実しているにも関わらず、体験料金がすごくお手頃なことでした。陶芸体験は1回1,000円から。木工やガラスも材料費含めて1,000円~2,000円の価格帯でできちゃうので、家族そろっての体験アクティビティとしても行きやすい金額です。(※都内の工房ですと、1回4,000円~5,000円くらいが一般的な価格です)

また、季節ごとにワークショップの企画があるので、ホームページをチェック! 自分の作ったお皿が食器棚に増えていくのも楽しいですよね!

所用時間は、およそ2時間です♪ わが子から「とうげい、たのしかった!」の感想が聞けて、お母さんのライターTも大満足でした。この後、お近くの「やまなみ温泉」に立ち寄ってから帰宅しました。

藤野芸術の家 基本情報

【開館時間】 9:00〜17:00(1F工房:9:00〜17:00)

【休館日】毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
※繁忙期は開館(詳細はお問い合わせください。)
※年末年始(12/28〜1/4)

【駐車場】無料
普通車70台、大型バス5台、キャンプステーション専用駐車場普通車20台程度

【電話】042-689-3030

【URL】https://fujino-art.jp/info/

授乳室などもありますので、小さなお子様連れでも大丈夫です♪

 

4月~11月のキャンプシーズンは、芝生の広場がテントでいっぱいになるそうです。緑のなかでとても気持ちのいい時間が過ごせそう!(ライターT)
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