2017.10.12相模原ライフ相模原イベント&スポット情報 vol.3

宇宙に歴史にプラネタリウムの相模原市立博物館!

相模原で子どもと一緒に遊べるスポットとしておすすめなのが、相模原市立博物館。県内最大級のプラネタリウムで有名ですが、JAXAとの連携による宇宙関係の展示は一見の価値アリ!イベントもたくさん開催されており、リピーターも多いんだとか。今回は実際に博物館を訪れ、その魅力を探りました。

受賞歴多数! 見た目にもカッコイイ博物館。

  • 20年以上前に建てられたとは思えない近代的な外観。
  • ご案内いただいたスタッフの田子さん。

相模原市立博物館は、相模原市の歴史や自然の展示、プラネタリウム、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が近いことから宇宙関連の展示やイベントなどが楽しめる、総合型の博物館です。今回は実際に博物館を訪れ、スタッフの田子さんにご案内いただきながらお話を伺いました。

 

開館は1995年と20年以上が経過しているにも関わらず、実際に訪れてみると非常に近代的で美しい見た目や構造のように感じる方も多いでしょう。それもそのはず、この博物館は、神奈川県地区コンクール最優秀賞、日本建築学会作品選奨受賞、通商産業省選定グッド・デザイン施設受賞……など、数々の賞を受賞しているのです。展示やイベントはもちろん、建築物自体にも注目できる博物館です。

また、宇宙関連でいえば、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還カプセルや、「はやぶさ」が持ち帰った「イトカワの微粒子」などを世界初公開(JAXA宇宙科学研究所との連携のもと)した博物館としても有名です。

博物館入り口には、小惑星探査機「はやぶさ」の大迫力の原寸大模型が展示されています。

年間観覧者数は5万人超! 県内最大級のプラネタリウム。

相模原市立博物館といえば、やはりプラネタリウムが有名です。ドーム大きさは直径23mと、県内でも最大級。内容も、ただ星を眺めるだけでなく、子ども向けのオリジナルアニメや星空関連の映画上映など、さまざまなプログラムが楽しめます。プログラムによっては、スタッフによる生解説を聞くこともできます。年間の観覧者数はなんと5万人以上にものぼるそうです。そして、やっぱり嬉しいのはその価格。大人500円、子ども200円と非常にリーズナブル。子どもと過ごす休日、行き先に困ったらぜひプラネタリウムを!

また、月に2回ほどのペースで「星空観望会」というイベントが開催されてます。その季節に見られる星座、惑星、月などの天体を、天体観測室にある口径40cmの大きな望遠鏡や、屋上の観測テラスにある双眼鏡などを使って観望します。こちらも、子どもと一緒に楽しめそうですね!

お隣の施設「JAXA」との連携で、宇宙をPR。

  • 宇宙や人工衛星のことなどが映像で楽しめる。
  • 「さわれる隕石」も展示されている。

博物館では現在「宇宙教育普及事業」に力を入れています。そこで、現在は月に1度「さがみはら宇宙の日」と題して、JAXAの研究者などを講師に招き、さまざまな講演会、講座、ワークショップなどを開催しています。

 

館内には「天文展示室」が設けられ、宇宙に関するさまざまな展示品を観覧できます。奥にあるコスミックシアターで宇宙の映像を楽しんだり、顕微鏡で隕石を見たり、実際に隕石にさわったり。宇宙をより身近に感じられる空間です。

博物館では、様々な分野で期間限定の特別展示を行っています。2017年10月29日までは、こちらもJAXAとのタッグで企画展を開催しています。タイトルは「水金地火木土展~カイ・メイ!太陽系探査の軌跡~」と、なんともユニーク。日本の宇宙科学の歴史から太陽系のことなどを、さまざまな展示品とともに楽しめます。

相模原市の歴史から自然まで、まるっと楽しめる。

常設展示スペースでは、相模原市の歴史や自然が学べます。まず入り口にいきなりマンモスの頭骨化石がドンと出現します!相模原の台地が形成されたのが、ちょうどマンモスが生きていた時代のあたりということで展示されているそうです。

他にも、大昔の土器、動物の剥製、農具や昭和を感じる家電など、原始から近代的なものまで見どころ満載です。写真にあるのは、昔の暮らしなどが再現されたジオラマと、実際に入ることができる家。このように、見るだけでなく体験できる展示が多いことも楽しめるポイントになっています。

すべて見終わったら、お土産でも。

  • お土産に「宇宙食」や「隕石のかけら」はいかが?
  • 2Fにはお弁当が食べられる休憩スペースが。

入り口を入ってすぐ左手に、たくさんのお土産が並ぶミュージアムショップがあります。「はやぶさ2」のせんべいのほか、こちらで人気があるのが、隕石の欠片(!?)や宇宙食なんだとか。さすが、宇宙に力を入れているだけのことはある、相模原市立博物館ならではのお土産ですね!

 

館内には、お弁当などが持ち込みOKの休憩スペースや、授乳室も設けられており、小さな子どもと一緒でも楽しみやすい施設になっています。その時期に開催しているイベントなどは、HPで発信されているようですので、ぜひ行く前にチェックをしてみてください。

 

さぁ、さっそく今週末は、相模原市立博物館に決まり!……かも?

〒252-0221 神奈川県相模原市中央区高根3-1-15

相模原市立博物館
http://sagamiharacitymuseum.jp/

・連絡先
042-750-8030

・開館時間
9:30~17:00

・休館日
毎週月曜日・国民の祝日の翌日
(月曜日が国民の祝日の場合は、翌平日が休館になります)
年末・年始(12月28日~翌年1月3日)
教育委員会が定める日
*教育委員会が必要と認めるときは、休館日が開館日になることがあります。
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