2026.02.12相模原ライフ相模原イベント&スポット情報 vol.51

【イチゴマルシェ】地域の農家さんや作家さんとふれあい「好き」を見つけよう!

「イチゴマルシェ」は、海老名駅前にある商業施設の空きスペースにて、月に一度2日間にわたって開催されるイベントです。地産地消をコンセプトに、主に神奈川県央地域の農家さんや作家さんなどが大集結。新鮮な野菜や果物に加え、小物やアクセサリーといった作品、体験ブースや月ごとテーマに沿った特別イベントなど、楽しいことが盛りだくさん。今回は、2026年の初回となった1月10日(土)を取材。スタッフの増川さんへのインタビューも交えながら、イチゴマルシェの魅力をお届けします!

新鮮な農産物を生産者から直接購入!

近年めざましい発展を遂げる海老名市。

その象徴となっている海老名駅周辺エリアは、商業施設とタワーマンションが立ち並び、都心部のような洗練された雰囲気が漂います。

 

JR相模線の海老名駅と、小田急線・相鉄線の海老名駅をつなぐ自由通路からすぐ。

そんな“都会の真ん中”で、手づくり感にあふれるイベント「イチゴマルシェ」は開催されています。

 

今回お邪魔した1月開催の2日間には「ニューイヤーフェスティバル」とのイベント名が冠され、もちつき体験などこの時期ならではの企画が盛り込まれています。

参加には整理券が必要とのことで、イベント開始時刻の10時ぴったりに会場入りしました!

会場はすでに大盛況。
  • 鮮やかな色の野菜が目を引く。
  • おすすめのケールとカラーにんじんを購入。

多種多様なブースが並ぶなか目にとまったのは、オレンジ色の白菜やカラフルなニンジンなどの色鮮やかな野菜たち。

 

出店者は、海老名市のとなり綾瀬市に農場を持つ「ほっこり農園」さん。

約1ヘクタールの畑で、年間80品目ほどの野菜を栽培。

有機肥料を使った土づくりや、栽培期間中は化学合成農薬を使わないなど、美味しさと安心にこだわって野菜を育てています。

 

たまたま隣にいたお客さんが「大田区から来ました」と話していたので驚きました。

「ここの野菜は美味しいから」と、イチゴマルシェにほっこり農園が出店している際は毎回訪れているそうです。

 

そんなことを聞いたら、買わずにはいられません。

そこでスタッフの方にオススメされたのは、ケールです。

「サラダで食べると美味しいですよ」と聞いたので、帰宅後さっそく食べてみることに。

青汁の主原料としても有名なので苦いイメージが強いケールですが、口に入れると苦いどころかむしろ甘さすら感じる、衝撃の美味しさでした。

 

育てている人の情熱が伝わってくる、かつてないほど美味しいサラダと出会うことができました。

 

●ほっこり農園 ホームページ

https://hokkori-nouen.net/

長野から出店していたりんご農家さん。

「葉とらずりんご」の名前が気になった「FLESHFRUITS mikazuki」さんのブースにも立ち寄りました。

 

ただ、置いてあるりんごには葉っぱが付いていない。

何が「葉とらず」なのかとスタッフの方に投げかけてみると、納得の答えが返ってきました。

 

一般的なりんご栽培では、成長過程で果実の周辺の葉を摘み、陽の光をたくさん浴びさせることによって色づきをよくするそうです。

「葉とらずりんご」はそれを行わないことで、葉にたくさん光合成させ、 果実にたっぷりの甘味と栄養を届けることを優先させたりんごなのだとか。

 

ちなみに長野県飯綱町という海老名から離れた地域から参加した理由を聞くと、以前別のイベントで知り合った人から「いいマルシェがある」と聞いたことがきっかけとのこと。

イチゴマルシェには、地域を越えたつながりがたくさんあるようです!

 

●FLESHFRUITS mikazuki ホームページ

https://fleshfruits.base.shop/

 

 

もちろんりんごも即購入し、帰宅後に実食。

濃厚な甘みが口の中にジュワッと広がり、すごく美味しい。

こういうことを「ジューシー」と言うのだろうなと実感しました。

 

先ほどのケール然り、こだわりを持って作られた農産物は、やはりひと味違いますね!

  • コショウのブースなんて初めて見たかも!?
  • 「生コショウ」は、関西万博で随分話題になったそうです。

コショウに特化した珍しいブースがあったので、こちらもご紹介。

「おうさまペッパー」さんは、ブラックペッパーを中心に取り扱う、カンボジア産食品のセレクトショップです。

 

カンボジアのブラックペッパーは世界一美味しいと言われていて、多くの有名レストランでも使われているそうです。

 

「生コショウの塩漬け」「ブラックペッパーマヨネーズ」「コショウを使ったチーズケーキ」など、商品ラインナップもユニーク。

 

こちらでは、海老名どころか日本を飛び出し、カンボジアとつながっていました!

 

●おうさまペッパー ホームページ

https://hundredemotion.com/

「かわいい」から「カッコいい」まで、作家さんブースも多彩。

かわいい動物たちに引き寄せられるようにブースへ。
  • ビニール傘などの目印になる、シリコンチャーム。
  • 今年の干支の作品も!

イチゴマルシェにはたくさんの個性的な作家さんが出店しています。

 

そのひとつが、羊毛フェルト作家のTUKIさんが手がける「MOONBOW」さん。

普段はイラストレーターとして活躍するかたわら、時折このようにイベント出店しているのだとか。

 

コロコロとしたかわいい動物のブローチなどが並ぶなか、TUKIさんの推しはホッキョクグマなのだそう。

そう言われるとたしかにその率が高い気も……。

 

オーダーメイドでの制作もしているとのことなので、気になる方はぜひSNSをチェックしてみてください。

 

●TUKIさん SNS

https://www.instagram.com/_tuki_/

  • カッコいいレザークラフト作品がたくさん!
  • 珍しい革の作品が多い。

テイストはガラッと変わり、レザークラフト作品を扱う「R・Rabble-Rouser」さんのブースにやって来ました。

 

こちらはレザークラフトの講師をされている作家さんが運営。

珍しい革素材に目がないそうで、この日もアザラシやワニなどの革を使用した作品がいくつも置かれていました。

 

革素材が好きすぎて、現在ご自宅には500kgほどの革が保管されているとのこと。

そんな作家さんの熱意を聞くと、作品もより魅力的に見える気がしますね。

 

●R・Rabble-Rouserさん SNS

https://www.instagram.com/requiem_r_r/

うぉーたーぷにぷに!?
  • 型に素材を流し込み、水にさらすと……
  • こんな感じで完成!

体験ブースもいくつかあり、せっかくなのでと思いながら歩くなか、子どもたちのリクエストで立ち止まったのが「うぉーたーぷにぷに」です。

 

ゼリー状のカラフルな素材を動物などの型に入れて固め、小さな水族館を作っていきます!

 

ぷにぷにとした触感や見た目を楽しめることはもちろん、自然由来の素材を使用しているので、小さな子どもでも安心して遊べるそうです。

 

こちらは海老名どころか全国展開されているとのこと。

なんと講師としてイベントに出店したりワークショップを開いたりできるようになる制度もあるそうです。

 

●うぉーたーぷにぷに ホームページ

https://waterpunipuni.com/

スタンプラリーやもちつきも楽しめる!

出店されているブースだけではなく、さまざまなイベント内の企画が楽しめるところも、イチゴマルシェの魅力です。

 

そのひとつが、スタンプラリー。

会場のいろいろなブースを見ながらスタンプを集められるので一石二鳥♪

いくつかのスタンプは施設内に設置されていたり、途中にクイズがあったりと、大人も子どもも楽しめます。

 

スタンプを集めたら本部へ。そこで景品くじを引くことができます。

  • スタンプ、コンプリート!
  • 景品ゲット!1個は大当たりのカヌレ。

さて、筆者が楽しみにしていたもちつき体験の整理券は、会場内にて買い物をすることで入手できる仕組みとなっています。

各ブースでの支払いの際にスタンプカードを提示し、貯まったら本部で整理券と交換、という流れです。

 

時間を分けて同日開催される、おしるこ配布と甘酒配布の整理券も無事ゲット!

 

気づけば、立派な杵と臼が置かれた場所に向かって、整理券を持った人たちの行列ができ始めていました。

子どもたちも元気にチャレンジ!
  • 寒空の下でいただくおしるこは最高。
  • 寒空の下でいただく甘酒もまた最高。

当日は時間が経つにつれ風が強くなり、体感温度はぐんぐん低下。

 

そんななかでのもちつきは、まさに冬を感じながらのアクティビティとなりました!

20回くらいつかせてもらいましたが、それだけで体がポカポカに。

子どもたちも楽しめたようで大満足の様子です。

 

また、おしること甘酒も最高でした。

寒いところでいただく温かいものには、美味しさとともに幸せを感じます。

 

寒いからといって、家でぬくぬく過ごすことだけが幸せではないのでしょうね。

「第二土日はイチゴマルシェ」を、海老名に定着させたい。

お話を聞いたスタッフの増川さん。

イチゴマルシェの運営を担当するスタッフ増川さんに、簡単なインタビューをお願いしました。

増川さんは、近隣にある会社の社員さんで、イチゴマルシェの運営はこの会社が支えているとのこと。

 

まず気になったのは、イチゴマルシェがどんなきっかけで始まったのか、です。

 

増川さん「会社が運営する保育園『KIDS SMILE LABO』と、そこの給食を監修するレストラン『2343 FOODLABO』の、共通する『“安心安全”な無農薬の食材を使用した料理を提供したい』という想いが、イチゴマルシェスタートのきっかけでした。そのような食材を栽培する農家さんを地元で探していると、どの農家さんも販売機会の少なさが経営を圧迫していると話すのです。素晴らしい食材を育てている農家さんたちが、安定して販売できる場所をつくりたいと思い、イチゴマルシェを立ち上げました」

 

地産地消をコンセプトに始まり、少しずつ農家さん以外にもハンドメイドの作家さんなどが集い、誰もが楽しめるイベントへと進化していったようです。

 

ただ、現在でも農家さんの出店料金はかなり格安になっており「地産地消がコンセプトのマルシェ」としての矜持を感じることができます。

 

 

増川さん「定期的に開催するだけでなく、毎回テーマを設けているのもイチゴマルシェの特徴です。今月はニューイヤーフェスティバルとして、厚木の生産者である『厚木いいはちみつ』さんのもち米を使用したもちつき体験とおしるこ、海老名の『泉橋酒造』さんの酒粕を使用した甘酒を提供しています。3月はイチゴ、6月はブルーベリー、9月は栗、11月はさつまいものようなテーマを設けていますから、いつ来ても飽きずに楽しんでもらえると思います。ちなみに、元々は厚木のイチゴ農家さんの敷地内を借りて始まったことが『イチゴマルシェ』の名前の由来ですが、今では海老名はイチゴの名産地なので、海老名にフィットした名前のマルシェになっていると思います。」

 

 

最後に、イチゴマルシェの今後の展望をお聞きしました。

 

増川さん「地元の農家さんのお野菜は、新鮮でとっても美味しいです。でもそういったものを一般の人が生産者の方から直接買える機会ってなかなかありませんよね。だからこそ、海老名駅の利用者や周辺地域の方々に『第二土日はイチゴマルシェで野菜を買おう』と、自然と思い出していただけるようになることがひとつの目標です。農家さん以外の方々にもどんどんご参加いただき、訪れる度に『好き』が見つかる、そして地域の魅力を再発見できる……そんなマルシェへと育てていけたらうれしく思います」

※イチゴマルシェの開催は第二土日以外の場合もあります。

 

 

2026年は、

2月 バレンタインフェスティバル 2月14日(土)・15日(日)

3月 ストロベリーフェスティバル 3月14日(土)・15日(日)

4月 さくらフェスティバル 4月11日(土)・12日(日)

と続きます。

 

海老名駅前での開催とアクセス抜群のイベントですので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

自分のまだ知らない「好き」に、出会えるかもしれません。

 

●イチゴマルシェ ホームページ

https://ichigomarche.com/page

もっと見る

NEW

RANKING

CATEGORY