2025.09.14相模原ライフ相模原イベント&スポット情報 vol.45

【座間市ひまわりまつり】夏の元気をチャージ!55万本のひまわりの中に埋もれてきました!

神奈川県座間市で毎年行われている「ひまわりまつり」。数日間の開催期間だけで、例年約20万人が訪れるという、まさにビッグイベント。約55万本のひまわりを間近で見られるほか、地元商店が出店する模擬店や、鮎のつかみどり、ひまわりの切り花体験など、楽しいコンテンツが盛りだくさん。今回は2025年の開催初日となる8月9日(土)に出向き、ひまわりから夏の元気をもらってきました!

まるで映画のワンシーン!

小田急小田原線の相武台前駅からバスで出発!

8月の3連休での開催となった2025年。

2、3日目は天気が崩れそうとの予報があったこともあり、初日を選択しました。

 

小田急小田原線の相武台前駅からバスを利用して会場へ。

15分くらい揺られていると会場に到着します。

 

バスもそれなりに混んでいましたが、会場周辺の道路は駐車場待ちの渋滞でものすごい車の列が出来上がっていました。

できれば公共交通機関を利用したほうがよさそうです。

  • バス到着!
  • 田んぼの景色がこれまたいい感じ。

ひまわりまつりは「座間エリア」と「四ツ谷エリア」の大きく2つのエリアに分かれています。

 

メインとなるのは座間エリア。

各種イベントや模擬店などはこちらで楽しめるので、まずは座間エリアをめざしました。

 

 

ひまわり畑にたどり着くまでの道中に、田んぼのグリーンを360°ぐるっと見渡せるポイントがあります。

ふだん自然から離れて暮らす筆者のような人間にとってはこれも素晴らしい景色です。

 

来年以降訪れてみたいと考えている方は、ぜひ「ひまわりイエロー」だけでなく、その手前の「田んぼグリーン」もチェックしてみてくださいね。

ひまわりたちとご対面。すごい迫力!
  • ひまわり畑の中を歩くことも可能。
  • 展望台。混み合うので順番で。
展望台からの眺めはこんな感じ。

バスの乗降場から5分くらい歩くと、最初のひまわり畑が登場します。

もう、いきなり圧巻です。

 

道路から見られるだけでなく、畑の中が通路のようになっていて“ゼロセンチ”の距離でひまわりを楽しめます。

 

このひまわりに包まれる感じ……映画「いま、会いにゆきます」を思い出します(世代じゃない方すみません笑)。

 

所々に「展望台」が設置されているのもGoodです。

高いところから見下ろすことで、より多くのひまわりを眼下におさめることができます。

 

 

すでにけっこう大満足な気分になっていますが、ひまわりまつりはまだまだこれからです!

持ち帰って楽しむのもアリ。

ひまわりを見るだけでなく、切り花として持って帰って楽しむこともできます。

なんとも粋な企画ですね。

 

模擬店の集まるメイン会場のすぐ横で、切り花の受付があります。

ここで切り花用のハサミを借り、あとは好きなひまわりを自由に3本まで選んでパチンとするだけ。

 

後で長さを調整できるようにするため、少し長めに切っておくと◎だそうです。

  • 生えているひまわりをカットするという、ほかではなかなかできない体験。
  • 映えます。

「どれでもいい」と言われると、人間なかなか決められないものですね(笑)。

よりきれいなひまわりを探し回って時間をかけてしまいました。

 

切ってみると、なかなかしっかりした茎で、大人でもしっかり力を入れないと切れないほど。

 

なるほど、雨にも負けず風にも負けず、夏の暑さにも負けないで咲いているひまわりの強さを、少しだけ知ることができたように感じます。

きれいに包んでもらえる。

切り終えて受付に持って行くと、新聞紙で包んでもらえます。

 

よくばって大きいひまわりばかりを選びましたが、小さいサイズなら部屋にも飾りやすく、見た目もかわいいです。

 

また、咲き始めくらいのひまわりであれば自宅で長期間楽しめるので、その視点で選ぶのもいいかもしれません(いろいろ予見していただいたのか、スタッフさんが咲き始めの小さな2本をオマケしてくれました……笑)。

びしょびしょになってこそ楽しい、鮎のつかみどり!

模擬店が並ぶまつりのメイン会場。

イベントの本部や休憩スペース、模擬店などの集まるメイン会場にやってきました。

 

お昼をだいぶ過ぎていたこともあり、お腹はペコペコ。

まわりのお店からはいい香りが漂っていて、何を食べようかと見てまわった結果……まず向かったのは「鮎のつかみどり」です(笑)!

ちょうど次回開催の整理券が配られ始めたタイミングで、人気があるためすぐに定員に達してしまうとのことで、お腹よりこちらを優先しました。

 

つかみどりは何匹とってもOKで、料金によって1匹or2匹持ち帰りが可能。

受付を済ませると、持ち帰り用の袋に加えて、足ふき用の小さなタオルが配られます。

スタートの合図と同時にわき上がる子どもたちの大歓声!
  • ゲット!網だけど(笑)。
  • 氷締めしてくれる。

プールへの入場がアナウンスされ、スタッフさんの手で大量の鮎が放流されたらスタート!

子どもたちのキャーキャー叫ぶ声が会場全体に響き渡り、最高の雰囲気です。

 

素手でつかまえらない場合は、スタッフさんから網を借りることができます。

これなら小さな子でも簡単にとれるので安心です!

 

とった鮎は氷締めしてくれ、簡易の保冷袋に入れてもらえます。

 

 

服がびしょびしょになるほど夢中で鮎を追いかけまわし、大満足といった様子の子ども。

 

着替えを持っていませんでしたが、このあと歩きまわっていたらすぐに乾いたのでよかったです(さすが夏の屋外イベント!)。

ひまわりの種、食べられます。

  • ひまわりの種が衣についている。
  • おまつりドリンクといえば、やっぱりラムネ!

ようやく、ようやくお食事タイムです。

とはいえ、四ツ谷エリアも明るいうちにみたいので、やむを得ずサクッと済ませることに。

 

目を引いたのは、その名も「ひまわり手羽先」。

ひまわりまつりならではのグルメですね。

 

その正体は、衣にひまわりの種をつけた手羽先の唐揚げです。

 

食べてみると、ひまわりの種のほんのりとした苦味と甘味が、スパイシーな味付けの手羽先を引き立てます!

ザクザクとした食感もいいアクセントに。

 

近所で売っていたらリピートしたくなるくらいの美味しさでした……!

  • 会場のど真ん中に巨大な休憩スペース。
  • 給水車が来ていて水道も使えるので便利。
  • 子どもが遊べる模擬店も。
  • 大行列のため諦めた鮎の塩焼き。来年こそは!

模擬店をよくよく見ると、グルメばかりではなくヨーヨーやスーパーボールすくいなど子ども向けのお店もチラホラ。

 

「子どもと行くとなると、ひまわりを見るだけじゃつまらないかも?」のような心配は、どうやら無用のイベントのようです。

 

 

バッチリ休息できたところで、最後にもうひとつの「四ツ谷エリア」に向かいます!

2種類のひまわりが楽しめる四ツ谷エリア。

相模川沿いの道をのんびりてくてく。

「四ツ谷エリア」へは、元気いっぱいに川沿いの道を歩いて行くことにしました。

 

大人の足で20分くらいでしょうか。

相模川の流れを近くに感じながらの徒歩移動は、なかなか気持ちいいです。

 

……が、近年の夏は本当に暑い。

もしこのルートでの移動を考えるのであれば、日傘やこまめな水分補給などの対策は必須です。

エリア間の移動用にシェアサイクルもあったので……来年は使おうと思います。

四ツ谷エリアに到着!

先ほどまでいた「座間エリア」と比べると、明らかに人が少なく、落ち着いた雰囲気のエリアと言えそうです。

 

ただ、大迫力のひまわり畑はこちらも健在。

 

しかもこちらのエリアではやや小柄な「ビンセント」という、座間エリアでは見られない種類のひまわりも楽しめます。

もしかすると「四ツ谷エリア」のほうが“通好み”と言えるのかもしれませんね。

こちらが「ビンセント」。絵に描いたよう。
展望台から。圧巻。遠くには丹沢の山々も。
  • 四ツ谷エリアにも控えめながら休憩スペースが。
  • お手製のかわいいフォトフレーム。借りて撮影を楽しめる。

長距離歩行と暑さのWパンチで、帰りの電車では家族みんなぐったり。

 

もちろん疲れたことは疲れたのですが、この疲れの何とも清々しいこと。

疲れの種類が違う感じです。

 

 

熱中症が心配で外出をためらってしまいがちな夏。

クーラーのきいた部屋にいる日がどうしても多くなるのですが、たまにはこうして太陽の下に出て自然にふれることは、心身の健康にとってすごくいいように感じました。

 

常に太陽のほうを向いて咲くひまわりを、少しは見習ってもいいのかもしれないですね。

 

 

ぜひまた来年も、ひまわりから元気をもらいに来たいです。

子どもの着替え(鮎のつかみどり用)と、日焼け止め(後日ヒリヒリでした)を忘れずに。

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