2025.07.31相模原ライフ相模原イベント&スポット情報 vol.43

【相模原ミヤコブルーベリー狩り園】3世代一緒に楽しめる夏の収穫体験レジャー!

「相模原ミヤコブルーベリー狩り園」さんでは、毎年6~8月にかけて、その名の通りブルーベリー狩りが楽しめます。しかも、時間は無制限! 園内のブルーベリーは等間隔に置かれて通路のようになっており、足元はフラットなので歩きやすいのが大きな特徴のひとつ。園のブルーベリーを使った冷たいスイーツも必見です。小さなお子様からお年寄りまで、まさに3世代で楽しめます。夏休みの家族イベントにおすすめのこのレジャーを、体験レポートとしてお届けします! ※2025年6月下旬取材

まずは受付でカゴとカップを受け取ろう!

夏のフルーツといえば、何が思いつきますか?

 

スイカ、なし、もも、ぶどう、マンゴー……などたくさんありますが、今回オススメしたいのはそう、ブルーベリーです!

 

メインのフルーツとして語られることが少ないように感じる方も多いかもしれません。

しかし今回、採れたてのブルーベリーを食べてみると、、、筆者の中の「好きなフルーツランキング」で順位が爆上がりしました!

 

その魅力、可能な限り伝えさせていただきます!

  • 見た限りでは駐車スペースは16台分。
  • 受付で収穫用のカゴを借ります。

メインの通りとなる大島上溝線を1本入った裏通り。

あたり一面、畑の広がるのどかな景色のなかに溶け込むように位置するのが、今回取材する「相模原ミヤコブルーベリー狩り園」さんです。

 

体験の手続きは超カンタン。

人数分の受付をして収穫用のカゴを借りたら、レッツスタート!

 

入り口でスタッフさんの案内や注意事項を聞いたら、あとは園内を自由に散策し、その場で食べてもよし、収穫したものを休憩スペースで食べてもよし。

 

そして、なんといっても魅力的なのが「時間無制限」です!!

「元をとらなきゃ」なんて焦って食べなくてOK。それぞれのペースで楽しみましょう。

ここが入り口。
  • 広い……。
  • 通路として整理されている。

え、ピンクのブルーベリー!?

「相模原ミヤコブルーベリー狩り園」さんには50~60品種(!)、1000株以上(!!)のブルーベリーがあり、季節によって旬が変わります。

 

片っ端から食べていくのは大変なので、ここはプロであるスタッフの浦賀さんに、おすすめの品種や楽しみ方などをお聞きしました。

「ピンクレモネード」

浦賀さん「実は品種によってけっこう味や見た目が違うので、そこを楽しんでほしいです。わかりやすいのはこのピンクレモネード。名前の通りピンクの見た目が特徴で、通常のものよりやや酸味があります」

 

「映え」を楽しむのにもぴったり!

たしかに若干の酸味の強さを感じるものの、夏はさっぱり食べられるのでむしろ美味しい!

 

スーパーなどには出回っていない品種だそうで、訪れた際はぜひお試しを。

  • 「ラビットアイ タイタン」シンプルな風味で、比較的ポピュラーな品種。
  • 見上げたところにあるパイプに品種名が記されている。
「ハイブリッドオオゼキブルー」

浦賀さん「こちらはハイブリッドオオゼキブルーという品種です。3粒くらい一緒に食べてみてください」

 

言われた通りに食べてみると、最初は甘いのですが、だんだんと口の中がスーッとしていく……不思議!

ミントのような、はたまたクール系ガムのような風味の後味は、これまた夏にぴったりの味。

ひと口にブルーベリーと言っても、本当にいろいろな味の品種があるんですね!

 

浦賀さん「今回は特徴がわかりやすいものから紹介しましたが、他にもいろいろな品種がありますので、ぜひ味の違いを楽しみながら、お気に入りを見つけていただければと思います」

楽しみ方、イロイロ。

品種名を確認しながら1つひとつ食べ比べていくと、本当に少しずつ味が違うことに驚きます。

 

基本的に最初は甘いのですが、口や鼻にのこる香りが違ってきます。

ほろ苦い系、スパイシー系、酸味系、爽やか系……まぁ伝えきれません(笑)。

奥深き、ブルーベリーの世界。

 

また見た目としては、色が濃く、粒が大きいほうがより甘いような気がしました。

訪れた際は、ぜひいろいろ比べてみてください。

「サザンハイブッシュスージーブルー」クセがなくスッキリした後味で、筆者の推しです!
  • たっぷりとって、
  • がぶっ。

そうして難しい顔をしながら食べている親を横目に、子は手にいっぱいのブルーベリーを自慢げに見せてきます。

それを、豪快にほおばる。そして、口のまわりがすごいことになる。

……そうか、楽しまないとな! と気づかされました。

  • ラズベリーもあり、もちろん美味しい。
  • ブラックベリーも。

ちなみにこちら、ブルーベリー狩りと言いながら、なぜかラズベリーとブラックベリーも楽しめます。

そして当然ですが、美味しい!

こちらもブルーベリーと同じく、色が濃くて大きいものが甘くてオススメです。

 

入り口付近にあるので、最初は正直、少し戸惑いました。

……でも、別にブルーベリー狩り園に他のベリーがあってもいいよね! と、こちらもあとから気づかされました(笑)。

オトナの先入観なんてどっかに置いといて、純粋に楽しみたいものですね!

たっぷり食べた&採れたので、いったん休憩へ。

ジェラート休憩で体力回復!

これだけ広大な場所で食べて歩いてをしていると、やっぱり疲れます(笑)!

 

この時期は熱中症にも注意したいところなので、積極的に休憩は入れていきましょう。

なんせ、時間無制限ですので。

 

さて、そんな休憩にオススメなのが、園でとれたブルーベリーを使用した、つめた~いコールドスイーツです!

  • 受付の隣にキッチンカー。
  • どっちにしようか迷う……。

メニューは、ジェラートとフローズンの2種類。

迷いましたが、やはり両方いきます!

 

ジェラートは「ブルーベリーチーズ」「ブルーベリーソルベ」「ブルーベリーミルク」「濃厚ミルク」の4つから2つを選べます。

フローズンは土日限定なのでご注意を。

  • 「ブルーベリーチーズ」と「ブルーベリーミルク」をチョイス。贅沢な果肉感と、ほんのりとした酸味&苦味が、濃厚なミルク系アイスと合います!
  • こちらはさっぱりとしたヨーグルト風味で飲みやすい。フレッシュなブルーベリーの甘味が立ちます。
思いつきの“追い”ブルーベリー!

取材日は30度超えの真夏日。

暑いなか食べるひんやりスイーツは、より美味しく感じます!

 

ここで筆者、天才的!? な食べ方を思いつきました。

それが、追いブルーベリーです。

 

スイーツを少し食べてからスペースを確保し、そこに採れたてのブルーベリーをこれでもかと投入。

フレッシュな食感、風味が加わり、これがまた美味。

 

休憩前には、コールドスイーツへのトッピング用ブルーベリーを大量に用意しておく作戦、オススメします!

  • 夏の「日陰で冷たいスイーツ」は天国です。
  • 扇風機もある。ぜひお子さんは「あああああああ」で涼んでください。

お客様も、社員のことも想って。

こちらのブルーベリー狩り園のオーナーである鈴木さん、実は近隣の運送会社「ミヤコ陸運株式会社」の社長さんです!

ブルーベリー狩りの受付業務をされていた方がまさか、いち企業の社長だったとは、驚きです。

 

鈴木さんは現在も、運送業との兼業でブルーベリー狩り園を運営されています。

 

鈴木さん「朝ドライバーたちを送り出した後、夕方帰ってくるまではわりと時間をとりやすいんです。ブルーベリーの水やりなどはある程度システム化されているので、その時間で園の管理は十分できるし、将来的には社員の再雇用先にもできる。生のブルーベリーの美味しさに感動したことはもちろん、そんなこともここを始めた理由の1つです」

 

具体的には、規模の拡大や、ブルーベリージャムの生産・販売などで事業を発展させ、ドライバーさんである社員さんたちに“次の道”をつくってあげたいと考えているそうです。

 

鈴木さん「ただあくまでもそれはこちら側の話なので。大切なのは、来た人に喜んでいただき、また来てもらう、そしてもっと多くの人に来てもらうことです」

あらためて、鈴木さんにブルーベリー狩りの魅力をお聞きしました。

 

鈴木さん「フラットで歩きやすい、とって食べるだけ、時間無制限それぞれのペースで楽しめる。これらの特徴から、年齢性別を問わない『3世代で楽しめるレジャー』だと、私たちはうたっています。小さなお子様からご年配の方まで、やっぱり『美味しい』という声を聞けたり、笑顔を見たりできることが、この仕事の一番のやりがいになっています。親子ではもちろん、ぜひおじいちゃんおばあちゃんも一緒に来ていただけると嬉しいですね」

※鈴木さんがブルーベリー狩り園をはじめたきっかけなどについては、公式ホームページでご確認ください。

 

●相模原ミヤコブルーベリー狩り園 ホームページ

https://www.miyakonouen.jp

おまけ:直売野菜&ジェラート店に(偶然)寄ってみた!

ジューシーで新鮮なブルーベリー&スイーツをたらふく食べて大満足!

 

そうして車で帰路につき2~3分、ふいに見たことのある看板が目にとまります。

「さっきのジェラート屋さん?」

 

なんと幸運にも、先ほどブルーベリー狩り園に出ていたキッチンカーの“本家”である「ジェラテリア チッタ」さんを発見したのです!

  • 立派な大根をはじめ、その日に採れたものが置かれているのだと思います。
  • ねぎ、安くないですか……。

しかもこちらには農家さんが朝採れた野菜など持ち込む直売所が併設。

 

この時期は朝どりトウモロコシが人気とのことでしたが、もう売り切れてしまったのか、出会えず残念!

 

この日(時間帯?)は無人販売だったので、150円を置いてニンニク1袋をお土産にしました(甘いものばかり口にしていたので刺激がほしかったのかも)。

  • どれも美味しそう。
  • ふたつきカップアイスもあり、配送も対応。

さっきも食べたしな~と思いながらジェラート店を覗いてみると、なんと12種類のフレーバーがラインナップ!

目移りしまくりな味のバリエーションです。

 

店員さん「自社の農園で採れた季節のフルーツや野菜を使っているのが特徴です」

店舗の横に飲食スペースあり。

さっきも食べたしな~と思いながらも……やっぱり注文(しかもまたダブルで笑)!

 

選んだのは、見かけることの少ないキウイとトウモロコシ。

 

特にトウモロコシは、お好みで岩塩をふりかけて食べられます。

口に運ぶと……なるほど美味しい!

やさしい甘さを塩が引き立てる「スイカに塩」のスタイルですね。

 

もう1つは、爽やかな酸味とつぶつぶ食感のアクセントが楽しめるキウイ。

ややシャーベット感があり、トウモロコシはとはまた違った美味しさが楽しめます。

 

系統の違うフレーバーのこの組み合わせは、我ながらナイスチョイス。

家族でシェアしながらですが、本日3つ目の冷たいスイーツを、一瞬でたいらげました。

 

●ジェラテリア チッタ ホームページ

https://gelateria-citta.com

 

 

さてさて、こちらでようやく本当に帰路へ。

(無性にしょっぱい味がほしくなり、ラーメン店に寄ってから帰りました)

 

少しの時間ではありましたが、街中から離れて自然とふれあうことは、心身ともに気持ちがいいです。

そんな感覚を、疲れ以上に感じました。

 

特に子育てにおいては、近年の夏は暑すぎるので、長時間外で遊ぶのは避けたい。

でもずっと家にいるのもどうかと思う。そんなジレンマ、ありますよね。

ブルーベリー狩りは、1つの解決策かもしれません。

 

都会と自然のバランスがいい、相模原エリアならではのスポット。

家の近くにこんなところがあったら、夏の楽しみが広がりそうですね!

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